今日は鬼勤務

今日は夜勤です。ひとまず今から寝ます。そう言えば、昨日ちょっと珍しい体験をしました。駅のホームで電車を待ちながら友達に電話をしようと思ったら、突然変なおじさんが私の真正面に現れました。それも、不自然なくらいの至近距離に。おじさんは「あの、ちょっと携帯もお金も持ってなくって、家に電話したいので貸してください。」な、なんだっ。明らかにお家はアウトドアーな感じだし、かなり異臭が。このおじさんの耳に私の携帯を密着させるのかっ！本気か！本気なのか！突然出された究極の課題にしばらく私は戸惑いました。するとおじさんが「１００円でもいいんですけど・・。」よく考えたら、普通見知らぬ人にいきなり１００円あげるのもおかしな話なのに、携帯を貸すという究極の課題を先に出されてしまったのでなぜか、ああ１００円でいいんだ。助かった。とわけのわからない思考回路ができてしまい「じゃあ１００円で。」と言ってしまいました。そして私がお財布から１００円を取り出そうとすると、おじさんは絶妙なタイミングで「あ、２枚でお願いします。返しますから。」よく分からないけど、とりあえずおじさん臭いよ！近すぎるよ！あっち行ってくれ！という思いでいっぱいだった私は急いで、２００円を渡してしまいました。するとおじさんは「ありがとう。」と言って風のように去って行きました。返すってどうやって返すんだよ。一円も持ってないのにどうやってこのホームに入ったんだよ。「２枚で。」ってなんだよ。と後から疑問がわいてきました。そしてしばらくして、はっと気づきました。これってかつあげだ。この歳にしてかつあげ初体験です。いやいや、おじさんはきっとお腹が空いていたんだ。この炎天下できっと冷たいものが飲みたかったんだ。これは人助けなんだ。そうに決まってる。と電車の中で反省会をして帰路につきました。夏の日のある出来事でした。